あの名作『君の名は』の裏には古典の作品が!?

こんにちは

 

今回はゼミで今行ってなっている古典について触れていこうと思います。

 

いきなりですが、実は君の名は、

 

古典文学の

 

 

『男女とりかえばや物語』が題材となっているんです!!🔥

 

新海誠監督は、夢と知っていたら起きなかったのにという点を引用しているそうです。

 

驚きですよね、

 

今では作品を真似たりしたら大きく批判を浴びるのですが、昔はむしろ褒められるということをおっしゃっていてそれもまた発見でした。

 

私が今回印象に残った点を挙げていきます。

 

1.和歌の世界において、夢に人が出てくるのは相手が思ってくれているから

 

私のイメージ、いや、一般的な現代の世の中では夢に人が出てくるのはその人のことを自分が考えてしまっているからだと思います。

 

なので、昔は今とは違って逆に相手が思ってくれていると考えられていたことが不思議でした。

 

また、現代もそうであればいいと心の底で思ってしまいました。

 

なぜなら、告白というのは全神経を集中させて、何をする時よりも緊張するからです。

 

この大勝負に挑むか否かは夢に出たかどうかで決めればいいというのはこれほど楽なことはありません。

 

まあ、勝てるかわからない大勝負を勝つから楽しいという面もあるので、どちらがいいのかというのはやはり決まりません。

 

話が逸れました、すみません笑

 

それでは話を戻すと

 

2.相手の夢に出たいと思ったら、衣を裏返して着る

 

これも今にはない文化なので印象に残りました。

 

古典にはこのような言い伝えというのが多いように感じます。

 

でも、それは今にはないから言い伝えが多いように感じるだけであって、昔の人が今の私たちを見たら言い伝えが多いと感じるのかもしれませんね。

 

 

印象に残った点はこの辺にします。

 

 

では、今日学んだ君の名はととりかえばや物語、男女入れ替え物語の共通点、違いを見ていきます。

 

【共通点】

男女が入れ替わった際、仕草がそれぞれ変わる点

 

たしかに君の名はでもお互い入れ替わった際、自分の呼び方や、仕草が変わっていました。

 

それは、女はこういうもの、男はこういうものと、昔から決められて書かれているからです。

 

【違う点】

 

・君の名は以外は全て最後には元の性別に戻ってしまっている。

 

しかし、君の名ははそういう展開に行ってない

 

 

・入れ替わったものが恋愛をしている

 

・時間軸を使っている

 

 

これらの相違点があります。

 

 

そして、最後に問いが与えられたのでそれについて答えていきたいと思います。

 

『物語の引用、変奏をしながら表現したい内容とはなんでしょうか?』

 

なかなか、国語と英語が大の苦手だった私にとっては難しい質問ですね笑

 

私が思うには、この男女入れ替え物語において引用することによって、異性への憧れを抱いている人の多さを、表現していると思います。

 

それと同時に、君の名はを除いて、最後は元の性別に戻っているという観点から、性別という名の壁は越えられないはかなさを後世に伝えていきたいという主張を私は感じました。

 

古典をブログにするのは正直苦手だと私は思いました。

 

しかし、古典を学ぶことによって、驚き、発見が多くあります。

 

その驚き、発見、を楽しみに次回の講義も受けたいと思いました☺️