ミズノプロジェクト発表

 

さぁ、今回はついにミズノプロジェクトの発表です。

 

最後の一週間は怒涛の追い詰めという形で作業をしてなんとか完成したという感じですね。

 

それは今回の反省点です。

 

物がなかなか決まらずに最後の最後まで悩みました。

その中で最終的に決まったのはオーダーメイドのキーケース。

 

私たちが特にこだわったのはオーダメイドという部分です。

愛着の形成には、物と自分が共有する時間が必要で、愛着が湧くのは購入後の出来事によってであるという可能性が高いというのが分析などからわかったので、購入後の思い出などはユーザーに委ねられます。

なので、それよりもオーダーメイドをすることによって一連の体験を行うことができ、その体験を提供することが最善だということからこの提案となりました。

 

そして、思い出を形成するために、思い出を多く持ってもらうためには日常的に使用する場面の多い物がいいとなりました。

 

そこで、大学生になり一人暮らし、バイトを始める人も多く、様々な場面で鍵を持つということが増えてきます。

 

なので、キーケースが良いのでは無いかとなりました。

 

そしてミズノさんに実際に提案を行いました。

 

私はプレゼンをする役にまわりました。このような機会というのはなかなか無く、プレゼンなどをする場面があれば積極的にしていこうと思っていたのでよかったです。

 

どこで区切ったら相手に伝わりやすいか、どこを強調して読むかなど事前にこんなに考えてプレゼンを行ったのは初めてだったのでとても良い経験になりました。

 

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ここからは、私がこのプロジェクトで難しい、そして苦労した部分がいくつかあるので、それについて書いていこうと思います。

 

1.インタビュー調査

 

インタビュー調査はあまり経験をしたことがなく、相手の回答の意図を汲み取って本心で言っているのか、どのような質問が答えやすいか、何を質問したらいいのか、情報として何が欲しいのかなど考える場面が多かったです。

なので、この調査の部分は苦労した部分の一つでした。

 

2.上位下位分析

 

この大変だった部分、難しいと思った部分としては、インタビューをもとに集めた様々な事象の中から欲求を導き出すということです。

ほんとにこれを求めているのか?など試行錯誤をたくさんしました。

その結果三つの欲求

 

「自分に合うものを使いたい」

「思い出をわすれたくない」

「自分の中で正しくありたい」

 

というのを導き出しました。

 

この中でも、自分の中で正しくありたいというのはなかなか理解が難しかったです。

 

プレゼンの文章をそのまま使わせてもらうと、

モノを介して自分の価値観、軸を肯定したいという人間の想いだと考え、例えば相手のスマホ画面が割れているのに気づいたという状況で、無意識に自分の価値観をてらしあわせ自分の軸を再認識する。

このような状況で、スマホというモノを介して自分の価値観スマホは人目に触れるし丁寧に使いたいという思いを無意識的に感じているということです。このような場面を生み出すモノは自分の中の正しさを判断する、自分のものさしで、時間がたっても変化することのない感覚なのです。

なかなか深いですよね。笑

 

3.ペルソナ作り

 

私はペルソナはなんで作るの?と思っていて、みんなで作るときも何を考えたらいいのかなかなかわからず、モヤモヤしてしまい、任せてしまう部分が多かったです、、、

 

それはとても今回の反省点だと考えます。

 

しかし、ミズノさんが全部の発表が終わった後、以前新聞記事で高い家をたくさん売り上げを上げている人の話をしておられました。

その中で、その人はターゲットを絞っている、つまりペルソナを作ってそのターゲットをポイントに販売しているということを話されてました。

 

考え方として合っているのかわからないですが、この家を売るという場面で考えると、私はペルソナを作って、シナリオを作ることによって、そのターゲットの人にリアルにその家で生活しているというイメージを沸かせ、購入という形に繋がるのではないかと考えました。

 

ペルソナは作る意味がきちんとあるんだ、と感じたのも学びの一つです。

 

このように大変だったこと、難しかったこと、意見が班でぶつかったこと、このプロジェクトで色々ありましたが、この経験が今後の糧になるというのは間違い無いと思います。

 

またこのようなプロジェクトがある時は全身全霊で取り組みたいと思います。

 

ミズノプロジェクト、完。